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クローン病と妊娠・出産

  • 監修:慶應義塾大学医学部 名誉教授
    北里大学北里研究所病院 炎症性腸疾患先進治療センター
    特別顧問 日比 紀文 先生
  • 関西医科大学 内科学第三講座 教授 長沼 誠 先生

妊娠・出産は可能

基本的に、妊娠や出産に問題はありません。

病気の活動性が高くなればなるほど、受胎率が低くなると言われていますが、症状が落ち着いている寛解期であれば、それほど気にする必要はないと考えられます。最も大切なことは、初期から薬物治療を継続的に行うことにより、再燃させないようにすることです。

ただし、妊娠前や妊娠中には薬剤の種類や服用する量を変更する場合があります。妊娠を希望される方は、事前に主治医に相談するようにしましょう。

「おしりの悩みチェック」おしりや肛門で気になる症状がある方は、チェックシートを活用して、医師に相談しましょう。
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