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クローン病の患者さんとは
- 監修:慶應義塾大学医学部 名誉教授
北里大学北里研究所病院 炎症性腸疾患先進治療センター
特別顧問 日比 紀文 先生 - 関西医科大学 内科学第三講座 教授 長沼 誠 先生
クローン病は10代後半~20代に発症する場合が多く、近年急激に増加しています。
患者数は年々増加
厚生労働省の調査によると、2018年度のクローン病の患者さんは42,548人と報告されており、患者数は年々増加しています。
クローン病患者数の推移
(特定医療費受給者証所持者数)
若年層に好発するのが特徴
近年、若年化の傾向を示しており、発症年齢については、男性20~24歳、女性15~19歳が最も多くなっています。また、日本では患者数の男女比が2:1で男性に多くみられます。
世界的に見ると地域的には特に先進国に多くみられます。欧米におけるクローン病の発症率は、日本の10倍前後の頻度といわれています。また、患者数の男女比は1:1となっています。