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- クローン病の治療薬 レミケード®
- レミケード®を投与できる患者さんとは
レミケード®を投与できる患者さんとは
- 監修：医療法人錦秀会 インフュージョンクリニック院長
伊藤 裕章 先生
レミケード®治療を受けるにあたっては、いくつか条件があります。
レミケード®はこのような患者さんに
レミケード®は、いままでの治療で十分な効果が得られない方が対象となります。定期的な治療により効果が持続します。
- 日常生活に制限を感じている患者さん
- 入退院を繰り返している患者さん
- 肛門病変に苦しんでいる患者さん
- 栄養療法に不都合を感じている患者さん
- 腹痛、下痢などの強い自覚症状のある患者さん
- 仕事、学業などに前向きになれない（制限を感じている）患者さん
約2カ月に1回、病院で点滴
レミケード®は、医療機関で点滴によって投与する薬です。初めての点滴の後、2回目の点滴は2週間後に、3回目の点滴はその4週間後（初めての点滴から6週間後）に行います。以降は、8週間おき（約2カ月に1回）の点滴となります。
レミケード®の投与スケジュール
レミケード®を投与できない患者さん
次の方はレミケード®を投与することができません。
該当する方は必ず主治医に伝えてください。
- 現在、重い感染症にかかっている方
- 現在、活動性の結核にかかっている方
- 過去にレミケード®またはマウス由来蛋白質を含む他の医薬品の投与を受けて、過敏症を起こしたことのある方
- 脱髄疾患（多発性硬化症など）にかかっている方、もしくは過去にかかったことのある方
- うっ血性心不全の方
